文化講座
満六十歳を"花甲"と言い、日本では"還暦"と言う

- 猫はネズミに聞きに行ったら、ネズミはわざと一日遅く言った。だから猫が天帝に謁見しに行った時は、すでに遅かった。十二の地位はもう一杯だった。
だからその時から、ネズミは猫のかたきになった。
- 道理で、猫がネズミを見たらすぐに食べるんだ。
- Qちゃんもネズミを見たら捕まえるのではないのか?
- そうそうそう。なんだそうだったのか。もう一つ問題がある。僕はどうしても納得がいかない。それはすなわち「犬年」をなぜ「戊戌(つちのえいぬ)」と言うの?。
- 天干は甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の10個。だから「十干」とも言う。分かったでしょう。
- それなら地支は?地支は何?
- 地支は子(ねずみ)、丑(牛)、寅(トラ)、卯(ウサギ)辰(龍)、巳(へび)、午(馬)、未(羊)、申(サル)、酉(鶏)、戌(犬)、亥(豚)の十二個で「十二支」とも言う。
- それなら「戊戌(つちのえいぬ)」は何なの?
- 「天干(十干)」と「地支(十二支)」を合わせているのさ。「甲子」「乙丑」「丙寅」「丁卯」から数え始めて、六十年後に「癸亥」なって、また「甲子」が始まる。だからこのように循環して行って、人は六十歳になると"花甲"と言う。日本では「還暦」と言う。
- なるほどそうだったのか。分かった。でも十二支の中に僕ら猫がないのは、本当に残念。
- 聞くところでは、韓国、タイ、ベトナム、チベット、モンゴル、インド、ロシア、アラビアなどの国では、「子丑寅卯」の「卯」の発音が「マオ」なので
だから「猫 マオ」年を用いているそうだ。
- (声を揃えて)それはとてもいい、拍手喝采!
単語注解
わざと。故意に
君主に謁見する
満ちた。一杯なった
道理で。なるほど
まもなく。いますぐ
捕まえる。(指で)つかむ
なんとそうだったのか
理解に苦しむ。納得がいかない
あわせて
事実や道理が明らかで分かり切っていることを表す
残念。惜しい
声を合わせて
拍手する
文型語法
= それは、すなわち~です。
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「それは、すなわちあなたの間違いです。」 - *
「明日でなければ、それはすなわちあさってです。」
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= しかし。でも。
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「あるにはある、でも多くない。」 - *
「好いには好いが、しかし高すぎる。」
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= 話によると。聞くところでは。
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「話によると、彼は中国語が分かるばかりでなくその上英語も分かる。」 - *
「聞くところによると、彼は日本籍中国人です。」
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